複数のファイルから任意の文字列を検索したいときに、ファイルを開く → 検索 → 閉じる → ファイルを開く → 検索…などを行っていたら、いくら時間があっても足りません。

GREP検索はそういった「ファイルを開く → 検索」の流れを1回で済ませることができる画期的な検索方法です。

VSCodeでは拡張機能をインストールすることなく標準で備わっている機能なので、ぜひ、使ってみましょう。

GREP検索とは?

GREP検索とは、Global Regular Expression Printの頭文字をとったもので、ファイルを開かずに任意の文字列を横断して検索できる機能のことです。

Ctrl+Fなどでできる検索はひとつのファイルごとに検索しないといけませんが、GREP検索を使うことで複数のファイルをまとめて検索することができます。

VSCodeでGREP検索をする方法

まず、VSCodeを立ち上げて対象のフォルダを開きます。

フォルダが開いたら、Ctrl+Shift+Fのショートカットでサイドバーに検索を開きます。これがGREP検索用の検索ウィンドウですのでテキストを入力します。

今回は当ブログのファイルの中にある「function」という文字列を検索してみようと思うので、「function」と入力するとGREP検索が開始されます。

合計31個のファイルがヒットしました。

GREP検索の注意

とても便利なGREP検索ですが、GREP検索が使えるのはあくまでローカルにあるファイルのみとなっています。サーバーにあるファイルには使えませんので、プロジェクトに途中で参加したときなどはすべてローカルにダウンロードしておく必要があります。

さいごに

GREP検索はMacであればgrepコマンド可能ですし、Windowsもfindコマンドを使うことで可能ですが、検索 → ファイルの編集という流れをスムーズにするにはやっぱりコードエディタで行うのが良いですね!

WordPressのカスタマイズなど、どこにどのようなファイルがあるのか分からないときにはかなり重宝するので、ぜひ、覚えておきましょう!