子供の成長は早いもので、あっという間に走り回ったり言葉を発するようになります。YouTubeを使えば手軽に成長記録などを残すことができるだけでなく、遠方にいる親族にも自動で動画を共有できるメリットもあります。

YouTubeはプライバシーの保護でも優秀なプラットフォームになっていて、動画とプレイリストの設定をすることで他のユーザーに観られる心配もありませんので、プライバシーが気になる方でも安心して使えます。

手持ちのスマートフォンとインターネット環境があればすぐに始められるので、ぜひ、手軽に楽しく動画で思い出を残してみましょう。

YouTubeを使うメリット

YouTubeに動画を残すことのメリットは下記の通りです。

プライバシーが守られる

アップロードする動画を「限定公開」にしておくことで、URLを知っているユーザーのみ動画が閲覧できるようになります。

自動で共有できる

プレイリストを作成してそのURLを共有しておくことで、アップロードした動画をプレイリストに登録するだけで自動で相手にも反映されます。

ダウンロードできる

アップロードした動画が何かで必要になったときにはダウンロードすることができます。スマートフォンから動画を削除してもYouTubeには動画が残っているので、動画のバックアップとして使うこともできます。

撮影するときのカメラの設定

「手軽に」ということが目的なので、高価なカメラを買うのではなくスマートフォンで撮影します。撮影する動画は数年後に観ることを想定しておきたいので、自分のスマートフォンで撮影できる最高画質で、さらに横向けのランドスケープモードで撮影しておきましょう。

ランドスケープモードで撮影するメリット

スマートフォンは縦持ちのポートレートモードと横持ちのランドスケープモードがあります。ポートレートモードはスマートフォンで閲覧する場合には良いですが、テレビやタブレットなど横長のデバイスで観る場合には迫力に欠けてしまいます。親族など誰かに動画を共有する可能性がある場合は、必ず横向けのランドスケープモードで撮影するようにしておきましょう。

ぼくはSONYのXperia 1 IIIというデバイスを使っていて、下記の設定で撮影しています。

撮影サイズ 4K (3840×2160)
手ブレ補正 あり
ファイル形式 H.265 (HEVC)

撮影比率は16:9というテレビと同じもので、1時間ほどの長尺撮影することもあるので4Kでもファイル圧縮率の高いH.265にしています。

1時間くらい撮影すると容量は16GBくらいになるのでSDカードが入るAndroidのほうが向いているかもですね!

基本的にはSDカードに保存 → 容量が足りなくなったらスマートフォン本体に保存して、YouTubeにアップロードした動画はSDカードや本体から全て削除しています。

投稿する動画の設定

投稿動画もプレイリストも「限定公開」にしておきましょう。「限定公開」にすることで動画やプレイリストのURLを知っているユーザーのみ閲覧できるようにしておきます。また、プレイリストは年ごとにまとめておくことで、時系列に自動再生することができるようになりますよ。

このプレイリストのURLを共有しておくと、動画をプレイリストに登録するだけで共有した親族にも反映されるというわけですね!

YouTubeに動画をアップする際の注意点

YouTubeは自由に動画をアップロードできるのが魅力ですが、下記の点には注意しましょう。

音楽などの著作権

BGMなど背景に流れている音楽でさえも著作権には非常に厳しい判定がされます。NG判定がされるとプレイリストには動画が表示されなくなりますので、テレビや音楽などの音声には注意しましょう。

子供の水遊び

娘が3歳くらいのときに水遊びをしていたときに撮影した動画は、ヌードコンテンツの判定で動画が削除されました。YouTubeのヌードと性的なコンテンツに関するポリシーには下記のように記載があります。

性的満足を与えることを意図した露骨なコンテンツは、YouTube で許可されていません。ポルノを投稿すると、コンテンツが削除されたり、チャンネルが停止されたりすることがあります。フェティッシュを含む動画は、削除されるか、年齢制限が設けられます。暴力的、生々しい、あるいは侮辱的なフェティッシュは、ほとんどの場合許可されません。

「性的満足を与えることを意図した露骨なコンテンツ」ではないにしても、YouTubeでポルノ判定されると動画が削除されます。これは公開設定に関わらず全ての状況でNGになりますので注意しましょう。

さいごに

この撮影をしていてそれなりの気づきもありました。

  • どんなときでもすぐ撮影すること。
  • なるべく多くの言葉を発すること。
  • 定点ではなく動き回ること。
  • トラブルがあっても撮影は止めないこと。
  • 子供の目線までカメラの視点を下げること。

この5つを徹底することで躍動感があって面白みのある動画が撮影できるようになりますので、ぜひ、試してみてくださいねー!