ウェブデザイナーにとっては切っても切れないのがウェブサーバーですね。

最近はノーコードでの納品も増えてるので契約してない人も多いと思いますが、今後、本当のウェブデザイナーとしてやっていくのであればウェブサーバーは絶対に契約しておいたほうが良いですよ。

ウェブデザイナーにレンタルサーバーが必要なわけ

現時点でレンタルサーバーを契約していない人は、そもそもウェブサーバーをレンタルするメリットを感じてない=契約していないと思うのですが、フリーランスになったばかりの人や将来ウェブデザイナーになっておこうと思うのであれば、1回は「レンタルサーバーの契約からウェブサイトの公開」というステップを踏んでおいたほうが良いですよ。

デザインはできたけど公開はできない…じゃ意味ないですからね。

また、レンタルサーバーを契約するメリットもあるので、ぜひ読んでみてください。

きっと役に立つはずです。

契約の流れを知ることができる

ウェブサーバーを契約するメリットはたくさんありますが、自分で契約して運用してみると細かなとこまで自分でやらないといけないので、何も知らないクライアントに細かなメリットやデメリットを伝えられるナレッジが身に付きます。

オリジナルのメールアドレスが作れる

当たり前っちゃ当たり前ですが、例えば「hogehoge.com」というドメインを取得してレンタルサーバーと紐付けることで、「info@hogehoge.com」というメールアドレスを作ることができます。

「info」の部分は好きなものに変えられますし、どのレンタルサーバーでもメールアドレスは複数作れます。

オリジナルのメールアドレスを作ったから明日から100万円稼げるようになる…なんてことはないですが、プライベートとビジネスをきっちりと分けたいときや、名刺や請求書にシンプルなメールアドレスを掲載したいときには使えます。

テスト環境を作ることができる

ウェブサイトの納品は最終的にレンタルサーバー上にテスト環境を作っておいて、動作確認をしてから本番環境にアップするという流れで作ると思いますが、そういったテスト環境は自分で用意することが多いです。

テスト環境の準備に時間を割いて納期がギリギリ…なんてことにならないように、すぐに着手できるようにあらかじめ準備をしておいたほうが良いですね。

ブログなどを作ればSEOの知識も必要になる

レンタルサーバーを契約しても使わないともったいないです。おすすめはブログの運営で、学んだことのアウトプットの場所にしたり、趣味のことを書いたりするのも良いかと思います。

ブログにおいては、「継続すること」と「検索の上位に表示させること」が非常に重要で、ブログを検索上位に表示されるようにするにはSEOの知識や記事の書き方を学ぶ必要も出てくるので、それをナレッジとして吸収することで仕事に活かすこともできます。

10,000PV/月くらいになると収益化も視野に入れていけますよ。

ロリポップがおすすめなわけ

ぼくは、このブログ自分のポートフォリオデザイナー向けのコミュニティも全てロリポップで制作しています。

しかもライトプランで。

過去にはエックスサーバーも使っていたこともありますが、結局そちらは更新せずにロリポップだけでやるようにしました。

理由は明確で、どちらもそんなに差がなかったのにエックスサーバーが高かったからですね。

結局のところサーバーに求めているのは安定性とスピードですので、それが担保されているのであれば安いほうが良いはずです。

とにかく簡単

ロリポップはとにかく何をするのにも簡単です。

ドメインをムームードメインで取得したらDNSの設定も1分くらいで終わりますし、WordPressのテスト環境を作るのも1分くらいです。

また、httpをhttpsにするSSLの設定もこれまた1分くらいで終わらせることができるので、まぁ簡単ですね。

基本的な設定などはクリックするだけで終了します。

とにかく安い

レンタルサーバーは腐るほどありますが、例えばConoHa WINGエックスサーバーなど質実剛健な有名レンタルサーバーと比較してもかなり安いです。

WordPressが使える最低プランで比較するとこんな感じ。

プラン名 料金
ロリポップ ライトプラン 220円/月
ConoHa WING ベーシックプラン 990円/月
エックスサーバー スタンダードプラン 990円/月
さくら スタンダードプラン 425円/月

安さが売りのさくらのレンタルサーバも良いですが、ロリポップはそれ以上に安いですね。

表示速度がイマイチ?

ロリポップは表示速度が遅いと言われていることがありますが、それは確かにあると思います。

ただ、そのスピードが10秒から1秒に短縮されるのであれば話は別ですが、他サーバーと比べても1秒が0.5秒になったりするくらいの感じなので、小規模なウェブサイトでそれくらいのスピードを熱心に比べること自体がナンセンスなのかなーと思います。

室温が1℃暖かくなる外壁を100万円出して塗り替えるようなイメージで、真冬に室温が1℃高くなったからって暖房を消すわけじゃないですし、寒いものは寒いです。

サーバーも同じで、小規模サイトの速度が1秒から0.5秒になったからって何も変わりません。

それでも「ぼくちゃんは早いほうが良いんだい!」という方にはハイスピードプラン(550円/月)という「遅いの分かってるから早いの作ったよプラン」も用意されています。

ハイスピードプランにしたとしてもConoHa WINGエックスサーバーより安いので、初めて契約するのであればライトプランかハイスピードプランがおすすめですね。

さいごに

というわけでロリポップを散々褒めちぎってきましたが、何が言いたかったのかというと、「ウェブデザイナーならレンタルサーバーのひとつくらい持っておけ!」ということと、「高い物が必ずしも良いことではないぞ!」ということです。

ロリポップも万能ではないので欠点を探せばいくらでも見つかりますが、小規模から中規模のサイトを構築するのにオーバースペックな高いサーバーをわざわざ契約する必要はありません。

自分で経験して初めて分かることもあるので、まだサーバーを契約したことがない方がいればぜひどうぞ!

ロリポップの詳細と契約は下記からどうぞ!