Prettier(プリティア)は、HTMLやCSSを書いてファイルを保存するだけで自動でコードを整形してくれる人気のコードフォーマッターです。

例えばこんな感じで書かれたSCSSファイルがあったとします。

.container {
    max-width:80rem;
    display: flex;
    justify-content: center;
    gap:1rem;

ul {
    list-style: none;

li { 
width:calc(100% / 4);
background: #4d909c;

a {
    display: block;
    color:#f2e9e9;
}
}
}
}

インデントがかなり雑ですが、PrettierがあればこのファイルをCtrl+Sで上書き保存するだけで下記のように整形してくれます。

.container {
  max-width: 80rem;
  display: flex;
  justify-content: center;
  gap: 1rem;

  ul {
    list-style: none;

    li {
      width: calc(100% / 4);
      background: #4d909c;

      a {
        display: block;
        color: #f2e9e9;
      }
    }
  }
}

美しく整形されましたね!

Prettierでコードの自動整形を行うには事前に設定が必要ですので、ぜひ、やってみましょう。

設定時間は1分あれば充分です。

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Prettierをインストールする

Prettierはインストールする必要があるので、下記からマーケットプレイスにアクセスします。

「Install」と書かれたボタンをクリックして、VSCodeにインストールしてください。

Default Formatterの設定

インストールが終わったらDefault Formatterの設定をします。Ctrl+,のショートカットで設定画面が開きますので、上部の検索ウインドウに「Default Formatter」と入力して、「Editor: Default Formatter」の項目を「None」から「Prettier – Code formatter」に変更します。

Format On Saveの設定

次にFormat On Saveの設定をします。先ほどと同じように上部の検索ウインドウに「Format On Save」と入力して、「Editor: Format On Save」にチェックを入れておきます。

これで、ファイルを保存したときに自動でPrettierが実行されてコードを自動整形してくれるようになります。