ウェブサイトはロリポップを使ってて、メールはGoogle Workspaceを利用したーい!というときの設定方法です。

下記の条件に当てはまってたらめちゃ魅力的な記事だと思います。

  • ドメインはムームードメインで取得してる。
  • メールの送受信はGoogle WorkspaceのGmailを使いたい。

以下はムームードメインで説明していますが、基本的にはどのサービスでも同じだと思います。

WordPressの表示速度No1!
初心者からからプロフェッショナルまで使えるロリポップサーバーは月額550円から!

ムームードメインからメール機能を切り離す

メールをGoogle Workspaceで利用するには、ムームードメイン → ロリポップメール → Gmail というフローではなく、ムームードメイン → Google Workspaceにする必要があるので、最初にロリポップからムームードメインのメール機能だけを切り離します。

ムームードメインにログインして、ドメイン管理 → ムームーDNS → 対象のドメインをクリックして、ホームページは「ロリポップ!」、メールは「利用しない」にチェックしておきましょう。

こんな感じですね。

こうすることでメールはムームードメインで管理することになるので、ロリポップ経由で受信できなくなります。

Google Workspaceでメールが受信できるようにする

ムームードメインにログインして、ドメイン管理 → ムームーDNS → 対象のドメインをクリックして「設定2へ進む」をクリックして、レコードの入力を行います。

レコードは以下の通りです。

サブドメイン 種別 内容 優先度
空白 MX SMTP.GOOGLE.COM 1

ひとまずこれを行うことでGoogle WorkspaceのGmailでメールの受信ができるようになります。

送信メールの信頼性を上げる

この状態だと送信メールの信頼がかなり低いため送信先のメールプロバイダで「怪しいメールだ!」と判断されてブロックされてしまうことが多々あるので、「送信メールは信頼性が高いものだよ!」と教えてあげるためにSPFとDKIMのレコードを追加で入れていく必要があります。

SPFを設定する

ムームードメインにログインして、ドメイン管理 → ムームーDNS → 対象のドメインをクリックして「設定2へ進む」をクリックして、レコードの入力を行います。

サブドメイン 種別 内容 優先度
空白 TXT v=spf1 include:_spf.google.com ~all 空白

DKIMを設定する

Google Workspaceにログインして、左側メニューのアプリ → Google Workspace → Gmail の順番に進んで、「メールの認証」をクリックします。

「選択したドメイン」からドメインを選択して、「新しいレコードを生成」をクリックすると、「DNS ホストの名前(TXT レコード名)」と「TXT レコードの値」が表示されるので、ムームードメインにログインして、ドメイン管理 → ムームーDNS → 対象のドメインをクリックして「設定2へ進む」をクリックして、レコードの入力を行います。

サブドメイン 種別 内容 優先度
google._domainkey TXT v=DKIM1; k=rsaから始まるレコード 空白

「DNSホストの名前」はムームードメインの「サブドメイン」に、「TXT レコードの値」はムームードメインの「内容」に入力してください。

ムームードメインの入力が終わったら、Google Workspaceのメール認証からメールを認証させてください。

ちょっと分かりにくいですが、ステータスが「DKIM でメールを認証しています。」となっていたらだいじょうぶです。

最後にメールがちゃんと送受信できるかをチェックしておきましょう!

さいごに

最近ウェブサイトを作ったクライアントからGoogle Workspaceを活用したいとの要望があったので備忘録的に残しておきます。