超絶人気のゲーミングキーボード「G713」をLogicoolさんから提供して頂いたので、1ヶ月間めちゃくちゃ使って使って使いまくったので、レビューしてみました。
ちなみにG713が発売されたのが2022年、それから2年経った2024年現在でもAmazonでは1ヶ月に100点以上売れてるみたいです。
やべぇ。ちょー人気。
ではどうぞー!
CONTENTS
Logicoolとは?
Logicool<ロジクール>は1981年にスイスで設立されたパソコンの周辺機器とかを作ってるメーカーです。もう超老舗ですね。
Logicoolは複数のブランド展開を行っていて、今回レビューするG713は「Logicool G」というゲーミングブランドのもの。
ちなみにLogicoolに似た会社でLogitech<ロジテック>というのがありますが、Logitechは全世界で展開しているブランド名で、Logicoolは日本で展開しているブランド名です。
パクってるわけではなくて、どちらも同じ会社なので間違えないように。
オーロラコレクション
G713は、キーボード (G713/G715)、マウス (G705)、ヘッドホン (G735)を新たなコレクションプロダクトとしてデザインした「オーロラコレクション」シリーズのキーボードです。
今までのゲーミングデバイスは男性をターゲットにしたサイバー感が強めのものが多かったですが、オーロラコレクションは女性を中心としたチームがデバイスの開発に携わったようで、パステルカラーとか曲線を活かしてデザインされているのが特徴です。
G713とG715の違い
オーロラコレクションのキーボードは「G713」と「G715」があって、G713は有線接続、G715は無線接続ができます。見た目や機能はどちらも同じですが、接続方法に違いがあります。
G713 | G715 | |
---|---|---|
USBケーブル | できる | できる |
2.4GHzドングル | できない | できる |
Bluetooth | できない | できる |
WindowsとMacをよく切り替えるとかであれば「G715」がおすすめです。
G713
同梱物は下記の通りです。
- キーボード本体
- USB-C to USB-Aケーブル
- 雲みたいなパームレスト
ケーブルは自分の好きなものに変更することができるので、白色のコイルケーブルなんかにすると見た目もより良くなりますね。
また、開封はしてないですが雲のパームレストがデフォルトで付属しています。G713/G715は高さがあるので手首がツラかったら使ってみても良いかもしれませんね!
では、外観を見てみましょう!
まず箱はこんな感じですね。
当たり前ですけど普通ですね。
キーボードの外観はこんな感じ。
G713は有線キーボードなのでUSBケーブルを繋げるだけで使えるようになります。ライティングについてはキーボード単体でいくつか設定ができるようになっていますが、G HUBというロジクールのアプリを使えば点灯方法を変えたり色を変えたり、かなり複雑なカスタマイズもできるようになります。
G HUBを使えばカスタマイズしたキーをキーボード本体に登録しておくことができるのもメリットです。例えば「ゲームをするとき」と「仕事をするとき」でキーライティングを変えたいときは、G HUBで作ったライティングをあらかじめキーボードに登録しておくことで、次回からはG HUBを使わなくても輝度ボタン+数字キー
で切り替えることができるようになります。
ちなみにキーボードに登録できるオリジナルのライティングは2つで、数字の「8」と「9」に割り振られます。
数字の1から7までは固定、0も固定です。
ちょっと意味分からないんですけど、まぁそういう仕様みたいですね。
全体のサイズ感ですが、有線のG713、無線のG715どちらもテンキーレスのみの展開で、100%や60%といったサイズはありません。普通に量販店とかで売ってるテンキーレスサイズのキーボードと同じようなサイズ感です。
次に気になるキーキャップですが、ダブルショットPBTとなっているので使ってるうちにテカテカしてきたり文字が剥げることはありません。文字部分はプリントではなくて透けているので、バックライトを透過することができます。
また、日本語配列でも日本語が書かれていないので、すっきりとした印象なのも良いですね。
G713/G715の独自の機能として、ファンクションキーの上にボタンが配されています。
左から、ゲーム中に余計なキーを無効化する「ゲームボタン」、バックライトの点灯をオン/オフしたり輝度を変えたりできる「輝度ボタン」です。
少し間を空けて、再生やスキップなどの「メディアボタン」もありますね。
メディアボタンの右側にはボリュームコントローラーが付いています。
このキーボードを使うまでStream Deckで音量調整をやっていましたが、このボリュームコントローラーはめちゃ便利でした。
あと、配線はもちろんUSB-Cになっています。
使ってみた感想
で、使ってみた感想をざっくりまとめてみました。
ビジュアルが良い
もう言わずもがなですが、キーボードのビジュアルがかなり良いです。見た目というのはキーボード本来の性能ではないですが、見た目が良いとモチベーションが上がるのは間違いないです。
キーが軽い
当たり前なんですが、赤軸のメカニカルキーボードなのでキーが軽いです。タクタイルを使っているときと比べて長時間のタイピングでもタイプミスが少なくなったので、これはかなり大きなメリットですね!
ぼくはウェブデザイナーとして仕事に使っていてゲームには使ってないんですけど、10時間くらいぶっ続けてコーディングしてると手の疲れに差が出てくるんです。
ショボいキーボードと比べたときの手の疲れをイメージするとこんな感じですね。
イメージですが、まさにこんな感じ。
ゲーミングキーボードはアクチュエーションポイントが浅かったり押下圧が低かったりするので、キーの反応が良い = 長時間コーディングができますよ。
赤軸リニアでも打鍵音は大きめ
G713もG715もキースイッチは同じで、「赤軸リニア」、「茶軸タクタイル」の2つのバリエーションから選ぶことができます。
打鍵音は基本的に赤軸 → 茶軸 → 青軸の順番に大きくなっていくので、赤軸はその中でも静音の部類には入りますが、そもそもメカニカルスイッチなので普段ノートパソコンを使っていると大きく感じでしまうかもしれません。
ちなみにキースイッチをそっくり変えられるホットスワップには対応していません。
ゲーミングキーボードとしてはイマイチ
2024年現在ではゲーミングキーボードのデファクトスタンダードになりつつあるアクチュエーションポイントの変更はできませんし、ラピッドトリガーも付いてません。
「ゲーミングキーボード」としての評価だけで言うと低いと思いますので、アクション性が高いゲームをするのであればG713は選択肢から外しておいたほうが良さそうです。
ただ、普段使いや仕事であれば機能面でもかなり充実しているので、ウェブデザイナーとかライターでれば恩恵はかなりあると思います。
持ち運びには不便
で、やっぱり普段使っているキーボードをカフェとかでも使おうと思って持っていきたいんですけど、なんと重さは960gとなっています。
ゲーミングキーボードはゲーム中に動いたりしないよう重めに作られているものですが、外で仕事をすることが多い人にとってはかなりのデメリット。パソコンとキーボードだけでも2kg以上はあると思いますからねー。
高価すぎる
G713はだいたい20,000円くらいで販売されているので、有線のG713が15,000円くらい、無線のG715が20,000円くらいが妥当だとは思うんですけどね。
…というか、そもそもLogicoolの製品って「思ってる価格 * 1.5倍くらい」が希望小売価格になってる感があります。
さいごに
というわけで、人気の可愛いキーボード「G713」をレビューしてみました。親しみやすい日本語配列で特にクセがないので、ゲームだけでなく普段使いにもウェブデザイナーにもおすすめできるキーボードとなっています。
次のキーボードが欲しいけど迷っているなら、ぜひ検討してみてくださいね!
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